[ 8月19日 ロイター] - ホーム・デポHD.Nは10日、第2四半期の売上高と利益がアナリスト予想を下回ったことを明らかにした。
米国トップのホームセンターチェーンの決算は、ウォルマートWMT.NやターゲットTGT.Nを含む大型小売店の多忙な決算ウィークの幕開けとなる。
ホーム・デポとロウズは、住宅ローン金利の上昇で住宅購入が抑制され、軟調な需要に苦しんでいる。住宅所有者が長く住み続けることを選ぶ中、支出は小規模な修理プロジェクトやメンテナンスにシフトしており、高額なリフォーム商品の売上は低迷している。
例えば、キッチンや浴室のリフォームの需要は弱まっており、これらのプロジェクトは通常、割高になった融資に依存している。
テッド・デッカーCEOは、「昨年後半に始まった勢いは、上半期を通じて継続し、顧客はより小規模な住宅改修プロジェクトに幅広く取り組んだ」と述べた。
Placer.ai社のフット・トラフィック・データによると、アトランタを拠点とするホーム・デポへの来店客数は、第1四半期に3.9%減少した後、第2四半期には2.2%減少した。
ホーム・デポは2025年度の売上と利益目標を維持した。全体の売上高成長率は約2.8%、調整後の1株当たり利益は昨年から2%減少すると予想している。
LSEGがまとめたデータによると、8月3日に終了した四半期の売上高は452.8億ドルで、アナリスト予想の453.6億ドルを上回った。
調整後の利益は一株当たり4.68ドルで、予想の4.71ドルを下回った。
ホーム・デポの株価はプレマーケット取引で小幅に下落した。水曜日に四半期決算を発表するライバルのロウズも下落した。