
[ 8月18日 ロイター] - イェクストYEXT.Nのマイケル・ウォラス最高経営責任者(CEO )が、検索最適化会社を非公開化することを提案した。
LSEGが集計したデータによると、同社株の2.8%を所有するウォラス氏は、まだ所有していない株式について、現金で1株当たり9ドルを提示した。
Walrath氏は、この提案は評判が高く、資本力のある資金源によって支えられていることを示唆したという。資金調達先の名前は明らかにしていない。
Yextの取締役会は、提案とあらゆる戦略的代替案を評価するための特別委員会を設置した。同社によると、この提案が取引に結びつく保証はないという。
ニューヨークを拠点とする同社はまた 、今回の提案を踏まえ、2026年度通期の 業績予想を撤回すると発表した。
同社の2025年度通期の売上高は4%増の4億2,100万ドルだったが、純損失は前年の260万ドルから2,790万ドルに急増した。
株価は過去12ヶ月で50%以上上昇した。
Yextは、AIや従来の検索、ソーシャルメディア、ウェブサイト、ダイレクト・コミュニケーション・プラットフォームで企業の認知度を高めるためのソフトウェアを提供している。
「Yextは目覚ましい発展を遂げており、今こそ株主に魅力的な価値を提供できる取引を検討する絶好のタイミングだと信じている」とウォルラスは声明で述べた。