Sneha S K Kamal Choudhury
[ 8月15日 ロイター] - プレシジェンPGEN.Oの希少な呼吸器疾患に対する免疫療法は、通常頻繁な手術が必要とされるこの疾患に対する米国初の承認となり、同社の株価は金曜日に83%急騰した。
米国食品医薬品局は、再発性呼吸器乳頭腫症(RRP) - ヒトパピローマウイルス(HPV) 感染により呼吸器に良性腫瘍が増殖する疾患 - を有する成人の治療薬としてPapzimeosを承認した。
RRPの特徴は、外科的処置によって腫瘍を除去しても再発する傾向があることである。この病気は治療法がないため致命的となる可能性がある。
FDAの承認は、治療後12ヵ月間に51%の患者が手術を必要としなかったという初期から中期段階の試験データに基づいている。
「この承認は、その哲学を証明するものです」と、ワクチン、遺伝子治療、血液製剤の規制を監督するため、最近FDA((link))に戻ったビナイ・プラサド氏は語った。
パップジメオは、HPV6型と11型(病気の原因となる株)に感染した細胞に対する免疫反応を刺激するように設計されている。H.C.ウェインライトのアナリストは、この薬のピーク時の売上は2033年に11億ドルに達すると予測している。
再発性呼吸器乳頭腫症財団の会長であるキム・マクレラン氏は、「私たちはついに、もう手術はしないと言えるようになるかもしれません」と語った。マクレラン自身も5歳でRRPと診断され、以来250回以上の手術を受けている。
プレシジェン社は、米国における成人のRRP患者を約27,000人と推定している。
ジョンズ・ホプキンス病院耳鼻咽喉科のサイモン・ベスト准教授は、患者は新しい治療法を待ち望んでいると語った。
"手術をして、6ヵ月後に患者が戻ってくることほどいらいらすることはありません"。