Anuja Bharat Mistry
[ 8月7日 ロイター] - レストラン・ブランズQSR.NQSR.TOは木曜日、積極的なマーケティングが米国や国際市場でバーガーキングやその他のブランドの需要を押し上げたことが痛手となり、四半期利益予想を下回った。
LSEGがまとめたデータによると、レストラン・ブランズの調整後の利益は1株当たり94セントで、アナリスト予想の97セントを下回った。
イーマーケターのアナリスト、ザック・スタンボー氏は、「コスト意識の高い消費者が引き下がる中、クイックサービス・レストランが厳しい状況にあることを浮き彫りにした」と述べた。
トランプ政権の予測不能な通商政策が企業経営を混乱させ、消費者、特に低所得者層を揺さぶっている。消費者はインフレに対処するため、バーゲン (link)、外食計画を縮小する傾向が強まっている。
レストラン・ブランズのジョシュ・コブザ最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、「米国では、低所得者層の業績がやや軟化し、中所得者層と高所得者層の業績がやや改善した」と述べた。
バーガーキングの米国四半期既存店売上高は1.5%増で、前年は0.1%増にとどまった。
5ドルからのお得なメニューは、大手ファーストフードチェーンのヤム・ブランズYUM.NやマクドナルドMCD.Nも導入しており、米国の個人消費が減少傾向にある中、 (link)、バーガーキングの来店客数を押し上げた。
LSEGが集計したデータによると、同社の6月30日に終了した四半期の売上高は24.1億ドルで、アナリスト予想の23.2億ドルを上回った。
バーガーキングやポパイズなどの外食チェーンを含む同社の国際セグメントの既存店売上高は、前年同期の2.6%増に対し4.2%増となった。