Aishwarya Jain Doyinsola Oladipo
[ 8月6日 ロイター] - エアビーアンドビーABNB.Oは2日、アジアとラテンアメリカでの好調な予約が収益を押し上げた前年同期との厳しい比較のせいで、今年いっぱいの成長が弱まるとの見通しを示した。
バケーション・レンタル会社の株価は、取引終了後に6%以上下落した。
バケーションレンタル会社は、ユナイテッド航空UAL.Oやウィンダムホテル
業界は、ドナルド・トランプ大統領の貿易政策の転換やインフレにもかかわらず、消費者心理が改善し続けることを願い、慎重ながらも楽観的な見方を続けている。
同社によると、6月までの 四半期中、予約宿泊数の伸びは各月で加速した。
ブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で、「当四半期は世界経済の不透明感から始まったが、旅行需要は回復した」と述べた。
しかし、同社は第4四半期に向けて、宿泊予約の伸びは前年同期比で緩やかになると予想している。第3四半期は、売上高と予約総数の比率であるインプライド・テイクレートが横ばいになると予想している。
2024年第4四半期のラテンアメリカとアジア太平洋地域の予約は、第3四半期にも業績を押し上げた後、前年同期比で「低い」20%の増加となる。
同社は第3四半期の売上高を40億2,000万ドルから41億ドルと予想している。アナリストは平均してAirbnbの四半期収益を40.5億ドルと見積もっている。
Airbnbのプラットフォーム上で予約されたサービス数を含む最新の指標である宿泊数と予約席数は、第2四半期に7%増加し、予約総額はイースターのタイミングとクロスカレンシー予約の手数料に助けられ、11%増の235億ドルとなった。
LSEGがまとめたデータによると、同社の四半期売上は31億ドルで、アナリスト予想の30億4000万ドルと比較した。
Airbnbの1株当たり利益は1.03ドルで、ウォール街の予想93セントと比較した。
同社はまた、60億ドル相当の自社株買い戻しプログラムを発表した。