[ 8月6日 ロイター] - ドアダッシュDASH.Oは、第3四半期の商品総額をウォール街の予想を上回ると予想した。
同社は、特に米国と海外市場において、会員向けのキャンペーンやプロモーションを展開し、オンラインサービスに価値を求める節約志向の消費者を引き付けている。
LSEGがまとめた予想によると、ドアダッシュは、同社のプラットフォームを通じて発注された注文の総額(ドル換算)を示す商品総額が、今期は242億ドルから247億ドルになり、予想の237億3000万ドルを上回ると見込んでいる。
サンフランシスコに本社を置く同社の株価は、第2四半期の売上高、商品総額、調整後の利益についても予想を上回ったため、延長取引で5%近く上昇した。同社の株価は今年に入ってから52%上昇している。
ライバルのウーバーイーツの親会社であるウーバーUBER.Nもこの日、ライドヘイリングとデリバリーの堅調な需要を背景に、 (link) 第3四半期の好調を予想した。
ドアダッシュはまた、英国のライバル、デリバーROO.Lの買収((link))が第4四半期に完了するとの見通しを改めて示した。
ドアダッシュは、オンライン・デリバリーの選択肢を食品だけでなく、食料品、アルコール類、電化製品、美容製品にまで拡大し、レストランが景気の不透明感の中で需要の低迷と戦う一方で売上を押し上げた。
6月30日に終了した第4四半期の商品総額は23%増の242億ドルとなり、予想の235億8000万ドルを上回った。
3ヵ月間の総売上は32.8億ドルで、予想の31.6億ドルを上回った。
純売上高マージンは、堅調な広告収入に支えられ、前年の13.3%から13.5%に上昇した。
項目を除いたドアダッシュの第2四半期の1株当たり利益は65セントで、予想の44セントを上回った。