[ 8月5日 ロイター] - ZoetisZTS.Nは火曜日、ペット用の医薬品とワクチンに対する旺盛な需要に牽引され、年間予想を上方修正し、第2四半期の予想を上回った。
アナリストらは、ペットの飼育数が増加し、高齢化した動物が慢性的な治療を必要とするため、動物病院への来院数が今後数年で回復することを挙げ、動物医療業界の長期的な見通しについて楽観的な見方を崩していない。
ニュージャージー州に本社を置く同社は、2025年の売上高を94.5億ドルから96.0億ドルと予想している。
また、1株当たり年間調整後利益の予想も、従来の6.20~6.30ドルから6.30~6.40ドルに引き上げた。
LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想は年間売上高95億ドル、1株当たり利益6.24ドルだった。
Zoetis社によると、更新された予測は、為替レートと、発表された関税に関する制定と仮定の影響を反映したものだという。
月30日に終了した四半期において、犬や猫の治療薬を含むコンパニオンアニマル部門の売上高は8%増の17億9000万ドルであった。
これは、ノミ・マダニ・心臓病治療薬のシンパリカ・トリオ、疼痛・皮膚科治療薬のリブレラ、ソレンシア、アポクエル、サイトポイントなどの好調な売上に牽引されたものである。
ゾエティスの調整後利益は1株当たり1.76ドルで、コンセンサス予想の1.62ドルを上回った。
四半期売上高は4%増の24.6億ドル(予想24.1億ドル)であった。