[ 8月4日 ロイター] - パランティア・テクノロジーズPLTR.Oは月曜日、企業や政府からの人工知能関連サービスに対する旺盛な需要を見込み、今年2度目の年間売上高予想の上方修正を行った。
このデータ分析・防衛ソフトウェア企業は、2025年の売上高を従来の38億9000万ドルから41億4000万ドルから41億5000万ドルと予想した。
LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想39億ドルも上回った。
当初CIAの支援を受けていたパランティアは、データを管理・分析する専門知識を生かし、同社のプラットフォームを使った新しいAIアプリの訓練や実行を支援してきた。
同社の株価は今年2倍以上に値上がりし、ベンチマークであるS&P500の上昇率6%を大きく上回った。投資家は、AI技術の普及と防衛技術への政府支出から利益を得る同社の能力に (link)。
ハイテク億万長者のピーター・ティールが共同設立したパランティアは、米国事業からの収益が13億ドル以上になると予想し、以前のガイダンスである11億8000万ドル以上から増加すると述べた。
6月期の売上高は3億600万ドルと、ほぼ倍増した。この事業は、同社が政府契約への依存を減らすべく取り組んでいることから、注視されている。
米国政府向け売上高は53%増の4億2600万ドルで、第2四半期の総売上高約10億ドルの42%以上を占め、予想を上回った。
先週、米陸軍は10年間で最大100億ドルのサービスをパランティアから購入する可能性があると述べた。
パランティアはまた、第3四半期の売上高も予想を上回ると予想した。
同社の第2四半期の調整後利益は1株当たり16セントで、予想の14セントを上回った。