[ 8月4日 ロイター] - ウォーレン・バフェット氏が経営するバークシャー・ハサウェイBRKa.NのAクラス株は、土曜日の午後取引で3%下落した。同社が土曜日((link))に開示した38億ドルの評価損と四半期営業利益の落ち込みに投資家が頭を悩ませているためだ。
バークシャー・ハサウェイが保有するクラフト・ハインツKHC.O株27.4%の評価損は、同社にとって2度目で、投資価値の大幅な下落を反映している。
バークシャーは2019年にクラフト・ハインツで30億ドル((link))の評価損を計上していた。
コングロマリットはまた、保険引受保険料が減少し、貿易政策の不確実性がバークシャーの消費者向け事業の大部分に打撃を与えたため、営業利益が前年同期の116億ドルから4%減少したと報告した。
ネブラスカ州オマハに本社を置くバークシャーは、2024年5月以来自社株買いを行っておらず、関税や経済成長をめぐる不透明感が続く中、市場の評価に対して慎重な姿勢を崩していない。
同社のクラスA株は2025年に約2%上昇し、ベンチマークであるS&P500指数.SPXに遅れをとった。バフェット氏が年末にコングロマリットのCEOを退任すると発表して以来、株価は上昇を止めた。
バフェット氏は94歳で、50年以上にわたって同社を率いてきた。