Kamal Choudhury
[ 8月4日 ロイター] - IDEXX Laboratories IDXX.O は月曜日、予想を上回る第2四半期決算を発表した後、通期の利益と収益の見通しを上方修正した。
同社は、血液と外耳道の検査結果を10分で提供する新発売の装置、インビューDxの急速な普及が見られたと述べた。
同社によると、この四半期に2,400台近くがクリニックに設置されたとのことで、IDEXXは通期の販売台数予想を1,000台増の5,500台に引き上げた。
「ジェイ・マゼルスキー最高経営責任者(CEO)は決算後の電話会議で、「需要は予想を上回っている。
リーリンク・パートナーズのアナリスト、ダニエル・クラーク氏は、2025年上半期までの発売は「順調に進んでいるようだ」とし、「今年の販売台数の増加を見込んで予想を引き上げた」と述べた。
IDEXXは、獣医が動物を診断・治療するための血液・尿分析装置や画像診断システムなどの診断機器を提供している。また、動物用ソフトウェアを提供し、より複雑な検査のための標準検査室も運営している。
同社は現在、年間利益を1株当たり12.40ドルから12.76ドルと予想している(以前のレンジは11.93ドルから12.43ドル)。
IDEXXはまた、年間売上高予想を41億ドルから42億1000万ドルから42億8000万ドルに引き上げた。
LSEGがまとめたデータによると、アナリストは年間売上高を41.5億ドル、調整後利益を1株当たり12.19ドルと予想していた。
IDEXXのコンパニオンアニマル・グループ部門(ペット用診断薬と動物病院向けITサービスを提供する最大部門)の6月30日に終了した第2四半期の売上高は、約11%増の10億2000万ドルだった。
調整後ベースでは、IDEXXは1株当たり3.63ドルの利益を計上し、アナリスト予想の3.30ドルを大幅に上回った。
当四半期の総収益は11億1,000万ドルに上り、アナリスト予想の10億7,000万ドルを上回った。