
Aatreyee Dasgupta
[ 8月4日 ロイター] - HNIHNI.Nは、オフィス家具メーカーのSteelcaseSCS.Nを約22億ドル相当の現金と株式の取引で買収することで合意した。
スチールケースの株価は65%上昇し、HNIの株価は7%下落した。
Steelcaseの株主は、現金7.20ドルとHNIの普通株式0.2192株を1株につき1株取得する。ロイターの計算によると、スチールケースは1株あたり約18.30ドルとなり、金曜日の終値に対して80%近いプレミアムがつく。
アイオワ州マスカティンを拠点とするHNIは、ワークプレイス用家具や住宅用建材を製造している。ジェフリー・ロレンガー最高経営責任者(CEO)は、「オフィス内での仕事のトレンドが加速する」時期にスチールケースを買収した、と述べた。
パンデミック時代の在宅勤務政策の後、より多くの企業が従業員に (link)、オフィスに戻って仕事をするよう求めるようになり、オフィス内のアクセサリーやインフラに対する需要が高まっている。
Steelcaseはアメリカ大陸、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジ ア太平洋地域の790カ所にディーラーと小売店を持つ。米州セグメントの法人顧客需要の高まりが売上を維持する一方、国際ビジネスの需要は、特にフランスとドイツ市場のマクロ経済的な課題により、ここ数四半期減速している。
2024年、ミシガン州グランドラピッズを拠点とするスチールケースの年間売上高は32億ドル、純利益は8,110万ドルを記録した。この合併により、年間1億2,000万ドルのシナジー効果が期待される。
HNIによると、両社の補完的な地理的フットプリントとディーラーネットワークにより、統合会社は中小企業、大企業、ヘルスケア、教育のエンドマーケットにサービスを提供できるようになる。
HNIは、統合後の年間売上高を約58億ドルと見込んでいる。
2025年末までに予定されている買収完了時には、HNIの株主が統合会社の株式の約64%を所有し、Steelcaseの株主が残りを所有することになる。
J.P.モルガン証券がHNIの独占財務アドバイザーを務める。ゴールドマン・サックス証券とBofA証券がスチールケースの財務アドバイザーを務める。