Siddhi Mahatole
[ 8月1日 ロイター] - リジェネロンREGN.Oは金曜日、同社のブロックバスター湿疹治療薬デュピクセントの旺盛な需要により、第2四半期の業績がウォール街の予想を上回った。
今週初めに発表された米欧貿易協定では、すべてのブランド医薬品に 15%の広範な関税が課される (link) 。
レナード・シュライファーCEOは、協定の詳細やその他の潜在的な関税が明らかになるにつれ、15%の関税が重大な影響を与えることはないだろうと述べた。
投資家は、リジェネロンとフランスのパートナーであるサノフィ (link) のデュピクセントに高いハードルを設定している。
LSEGがまとめたデータによると 、抗炎症薬の売上高は43億4000万ドルで 、アナリスト予想の 41億4000万ドルを上回った 。
バイエルAGBAYGn.DEと共同開発した眼疾患治療薬 アイリーアの米国での売上は25%減の11億5000万ドルで、予想の21億7000万ドルを下回った。8ミリグラムの高用量薬の売上は3億9300万ドルだった。
リジェネロン社は、 インディアナ州ブルーミントンの充填工場で工程上の問題があったとして、 米国食品医薬品局(FDA)が 同社の血液がん治療薬( (link) )を 承認しなかったと発表した。
このサイトは高用量のEyleaの製造にも使用されており、同薬の3つの承認申請に遅れが生じている。この施設をキャタレントから買収したノボ・ノルディスクNOVOb.COは、これらの問題について規制当局と連絡を取っている。
リジェネロンの調整後の四半期 利益は、アナリストの平均予想8.44ドルに対し、1株当たり12.89ドル。第2四半期の総収入は 36億8000万ドルで、予想の32億8000万ドルを上回った。
同社はまた、 ドナルド・トランプ大統領から、米国内の 処方薬価格を海外並みに引き下げるよう求める書簡((link))を受け取った製薬メーカー17社のうちの1社である 。