[ 8月1日 ロイター] - 産業用工具サプライヤーのWWグレインジャーGWW.Nは金曜日、関税による逆風を背景に第2四半期の利益予想を下回り、年間利益予想を下方修正した。
ドナルド・トランプ米大統領の広範な関税措置により、輸入工具や工業用品のコストが上昇し、グローバルな調達に依存しているWWグレインジャーのような保守・修理企業の利幅が圧迫されている。
D.G.マクファーソン最高経営責任者(CEO)は声明で、「第2四半期())の業績(()は、関税に関連するいくつかの要因の影響を受けたが、これは当社の最新の見通しにも反映されている」と述べた。
ホームセンター、建設業、航空宇宙メーカーなどの業界を顧客とする同社は、2025年の1株当たり利益を従来の39〜41.50ドルから38.50 〜40.25 ドルと予想している。
LSEGがまとめたデータによると、イリノイ州レイクフォレストに本社を置くWWグレインジャーの四半期調整後利益は1株当たり9.97 ドルで、アナリストの平均予想10.06 ドルを下回った。
第2四半期の売上高は前年同期比5.6%増の45.5 億ドルで 、予想の 45.3億ドルをわずかに上回った 。