[ 7月31日 ロイター] - モノリシック・パワー・システムズMPWR.Oは木曜日、第3四半期の売上高が予想を上回ると予想した。人工知能がデータセンターの拡張を促進する中、同社の電力制御製品と半導体に対する需要が旺盛であることに賭ける。
ワシントン州カークランドに本社を置く同社の株価は、取引終了後に5%近く上昇した 。
GenAI技術の採用が進むにつれ、高度なデータセンターの運営に必要なハードウェアの需要が高まり、AIチップ大手のエヌビディアNVDA.Oを顧客に持つモノリシックなどのプロバイダーは助かっている。
LSEGがまとめたデータによると 、同社は第3四半期の売上高を7億1000万ドルから7億3000万ドルと予想しており、アナリストの平均予想である6億7800万 ドルを上回っている。
モノリシック・パワー社は声明で、エンタープライズ・データ市場の売上は、同社のAIおよびサーバー・アプリケーション向け電源管理ソリューションの売上増から恩恵を受けたと述べた。
第2四半期の売上高は 6億6,460万ドルで、予想の6億5,080万ドルと比較した。純利益は横ばいの1億3370万ドルだった。
アナリストによれば、同社はNvidiaとAMD AMD.Oの複数の電源管理ソケットで圧倒的なシェアを占めているという。