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[ 7月31日 ロイター] - シリウスXMSIRI.Oの第2四半期利益は木曜日、予想以上に減少し、加入者数の損失が 予想より少なかったことから 輝きを失い、同社株は約7%下落した。
同社は、景気の先行き不透明感、慎重な消費者心理、潜在的な関税に対する懸念が広告主の支出縮小を促し、広告市場の低迷が続いていることを警告した。
シリウスXMはまた、コネクテッドTV(CTV) の広告在庫の供給過多やオーディオ分野での競争激化を理由に、ストリーミング事業における価格圧力が高まっていることにも直面している。
第2四半期の利益は前年同期の74セントから23%減の57セント(アナリスト予想は75セント)。
独占コンテンツへの投資増加により、営業費用は約4%増加した、
「ギミー・クレジットのアナリスト、スチュアート・ノヴィック氏は、「経営陣はまだ設備投資計画に取り組んでおり、新税制の適用を検討している。
同社は当四半期に6万8000人の自己負担契約者を失ったが、前四半期の30万3000人から大幅に改善し、17万6840人の 減少というビジブル・アルファ社の予想を上回った。
「心強い加入者純増が今年の見通しに反映されていないようで、少し懸念があるかもしれない」とノヴィック氏は付け加えた。
シリウスXMのポッドキャスト部門は明るい話題で、売上が前年比50%増と急増し、市場全体の苦境をいくらか相殺した。
四半期純利益は2億500万ドルで、前年同期は3億5400万ドルであった。
同社はまた、テレビ司会者のトレバー・ノアと 、コメディ、文化、時事問題にまたがるオリジナル・ポッドキャストを開始するための新たな契約を当四半期中に 締結した。
パンドラおよびオフプラットフォーム部門の売上は、主に加入者数の 減少と音楽ストリーミングの需要減により、当四半期中に 3%減少した。
LSEGがまとめたデータによると、シリウスXMの第2四半期の売上は21億4000万ドルで、アナリストの平均予想21億3000万ドルとほぼ一致 した。