[ミラノ 7月31日 ロイター] - フェラーリRACE.MIの株価は木曜日に12%以上下落し、9年前の上場以来1日で最大の下げ幅を記録した。高級スポーツカーメーカーは、米国での価格を引き下げるとしながらも、ガイダンス (link) を維持した。
シティのアナリストは、フェラーリは堅調な業績を続けているが、ミラノとニューヨークに上場しているグループが、販売台数と価格の伸びが鈍化する中で、高い収益性を維持できるかどうかに焦点が移っていると述べた。
シティのハラルド・ヘンドリクセは、「出荷台数と平均販売価格(()) が鈍化する中、下半期のEBITマージンがどこまで伸びるかが焦点となる」と述べた。
フェラーリは、EU製製品に対する関税が実質的に27.5%から15%に移行した時点で、米国で販売される一部の車について4月に導入した価格補償 (link) を引き下げると述べた。