[ 7月31日 ] - ** クアルコムQCOM.Oは、AI機器需要の高まりへの期待から、 (link)、四半期売上高が予想を上回ると予測したが、ハイエンドのスマートフォン向けチップへの依存と、モデム顧客としてのアップルの損失が予想され、見通しに影を落とした。
** プレマーケット取引で株価は148.20ドルと7%近く下落した。
アップル以外への投資
** BofA("買い"、PT: 200ドル) クアルコムの中国への高いエクスポージャー(~QCTの携帯電話端末売上の68%) が重要なリスクである一方、CPU/NPUのリーダーシップとAlphawaveとの契約によるデータセンターの推進は、2028年からの売上で長期的なアップサイドをもたらすと述べている。
** JP Morgan("オーバーウェイト," PT: $200) クアルコムはアップルの減産にもかかわらず、アップル以外の携帯電話、自動車、モノのインターネット(IoT) セグメントの成長により好調を維持していると述べている。
** Oppenheimer("perform," PT: NA) 最上位顧客であるアップルの複数年にわたる喪失の可能性、ベースバンド市場での競争激化、主要スマートフォンOEMとのRF既存企業の位置付け強化により、クアルコムの構造的リスクがあると見ているという。
** モーニングスター(フェアバリュー:170ドル) クアルコムは携帯電話以外の分野、特に自動車やIoTへの多角化を着実に進めていると見ているが、携帯電話の低迷とアップルのリスクがセンチメントの重しとなっている。