[ 7月30日 ロイター] - 医療機器メーカーのホロジックHOLX.Oは2日、分子診断装置や外科手術用製品の旺盛な需要を見込み、年間利益見通しを上方修正した。
マサチューセッツ州マールボロに本社を置く同社の株価は、延長取引で3.5%上昇し67.25ドルとなった。
同社は、分子診断検査と外科用製品の需要が堅調であることを報告したが、乳房の健康分野では第4四半期に低迷に直面した。
ホロジックのスティーブン・マクミラン最高経営責任者(CEO)は、マンモグラフィ装置の販売不振で直近四半期に5.1%の減収となった乳腺部門が回復することで、第4四半期には成長が加速すると予想していると述べた。
2025年度の調整後1株当たり利益は、従来予想の4.15ドルから4.25ドルに対し、4.23ドルから4.26ドルを見込んでいる。LSEGがまとめたデータによると、アナリストは1株当たり4.18ドルの利益を予想している。
通期の売上高は40億8000万ドルから40億9000万ドルと予想し、従来予想の40億5000万ドルから41億ドルの範囲を縮小した。アナリストの平均予想は40億7000万ドル。
第4四半期の調整後利益は、アナリスト予想の1.07ドルに対し、ホロジックは1株当たり1.09ドルから1.12ドルを予想。
女性の健康に焦点を当てた製品を製造しているホロジック 社は、第3四半期に1株当たり1.08ドルの調整後利益を計上し、アナリスト予想の1.05ドルを上回った。
同四半期の売上高は10億2,000万ドルで、アナリスト予想の10億1,000万ドルをわずかに上回った。