[ 7月30日 ロイター] - ラムリサーチLRCX.Oは21日、高度な人工知能プロセッサーの開発に使用される同社の特殊なチップ製造装置に対する旺盛な需要に後押しされ、 第1四半期の 売上高がウォール街の予想を上回ると 予想し、同社の株価は延長取引で4% 以上上昇した。
ラムの装置に対する需要は、人工知能半導体の注文急増によって強化されており、チップ設計者は、増大するコンピューティング・ニーズに対応するために高度なプロセッサの開発に努力している。
しかし、ドナルド・トランプ米大統領によって課された関税は、チップ業界に変動をもたらし、企業はコストを再評価し、関税の潜在的な影響を明確にするよう求めている。
コンピューター・チップ製造装置の世界最大のサプライヤーであるオランダのASML ASML.AS は今月初め、2026年の収益成長率 (link) を達成できない可能性があると警告した。
LSEGがまとめたデータによると、ラムは第1四半期の売上高を、予想の46億3000万ドルに対し 、プラスマイナス3億ドルの52億 ドルと予想した。
四半期調整後1株当たり利益は1.20ドル(プラスマイナス10セント )と予想、アナリスト予想は1ドル 。
同社の6月29日に終了した四半期の売上高は51億7000万ドル で、予想の50億1000万 ドルを上回った 。
ラムは、1株当たり四半期利益は1.35ドル(前年同期は78セントの 利益)と報告した。