[ 7月29日 ロイター] - テラダインTER.Oは火曜日、半導体検査装置への堅調な需要に支えられ、第2四半期の売上高がウォール街の予想を上回った。
テラダインのような半導体検査装置を製造する企業は、半導体メーカーが品質管理に投資する一方、人工知能主導のブームに対応するために生産能力を増強しているため、需要が急増している。
「今年の残りの見通しが改善し、コンピュート、ネットワーキング、メモリー分野の需要が強まっている。テラダインCEOのグレッグ・スミスは、「プログラムの立ち上げと生産能力増強の正確なタイミングは依然不透明ですが、AIがテラダインの下半期業績を力強く牽引すると確信しています」と述べた。
テラダイン社は、チップや電子機器のテスト技術を設計・開発し、製造部門の顧客にロボットシステムを販売している。同社は、クアルコムQCOM.Oやテキサス・インスツルメンツTXN.Oなどの顧客にサービスを提供している。
LSEGがまとめたデータによると、6月29日に終了した第2四半期の売上高は6億5180万ドルで、平均予想の6億4990万ドルを上回った。
調整後ベースでは、テラダイン社の1株当たり利益は57セント(予想54セント)となった。
テラダイン最大の半導体テスト部門の収益は4億9200万ドル。
同社は、アナリストの平均予想7億5,290万ドルに対し、第3四半期の売上を7億1,000万ドルから7億7,000万ドルの範囲と予想した。