[ 7月28日 ロイター] - ケイデンス・デザイン・システムズCDNS.Oは月曜日、今年の売上高見通しを上方修正した 。米国が今月初め、中国へのチップ設計ソフトウェアの輸出規制((link))を解除し、同社が主要市場への販売を再開できるようになったためだ。
カリフォルニア州サンノゼに本社を置く同社の株価は、今年に入り約10%上昇した後、拡大取引で7%上昇した。
同社は、年間売上高を52億1000万ドルから52億7000万ドルと予想しており、当初予想の51億5000万ドルから52億3000万ドルに引き上げられた。
「ケイデンスは第2四半期に素晴らしい業績を達成し、すべての事業が幅広く好調であったため、5月23日に課された中国への一時的な輸出規制の影響を相殺することができた」とジョン・ウォール最高財務責任者(CFO)は声明で述べた。
5月下旬に発表された 規制 解除 ( (link) )により、ケイデンスは、売上高と投資家心理を悪化させた中国向けサービスの一時停止を経て、同社にとって売上の10%以上をもたらす市場へのサービスを再び提供できるようになった 。
LSEGがまとめたデータによると、同社の6月四半期の売上高は12億8000万ドルで、アナリストの平均予想12億5000万ドルを上回った。