[ 7月25日 ロイター] - チャーター・コミュニケーションズ
同社CHTR.Oの株価は取引開始早々に12%以上下落した。
チャーターの4-6月期のインターネット顧客数は、前四半期の6万人減に対し11万7000人減だった。ビジブル・アルファ社によると、アナリストは7万3240人の顧客減少を予想していた。
AT&TT.NやベライゾンVZ.Nといった伝統的な通信キャリアは、光ファイバー網を急速に整備し、インターネットとワイヤレス・プランを割安でパッケージ化しており、都市部や郊外市場の高額顧客にアピールしている。
AT&Tは光ファイバー網を積極的に拡大しており、2030年末までに6,000万カ所以上の光ファイバー敷設を目指している。これはルーメンの大衆向け光ファイバー事業の買収((link))によるものだ。
チャーターは、53万8,450件の顧客増の予想に対し、50万件のモバイル回線を追加した。
ファクトセットのデータによると、ライバルのコムキャストCMCSA.Oは木曜日の決算発表時に、四半期ベースで25万5000件のブロードバンド顧客の減少を報告すると予想されている。
チャーターは5月、 (link) ライバルの非公開会社コックス・コミュニケーションズを219億ドルで買収することで合意した。この買収により、チャーターは約3800万人の加入者を抱える米国最大のケーブルテレビおよびブロードバンド・プロバイダーとなり、現在の市場リーダーであるコムキャストを上回ることになる。
今週初め、チャーターとコムキャストは、TモバイルTMUS.Oの5Gネットワークを使用してワイヤレスビジネス顧客にサービスを提供するモバイル仮想ネットワーク事業者を設立するための複数年契約((link))を発表した。
LSEGがまとめたデータによると、チャーターの第2四半期の売上は137.7億ドルで、アナリストの平均予想137.6億ドルに並んだ。