[ 7月24日 ロイター] - 自動車部品ディストリビューターのLKQコープLKQ.Oは11日、北米と欧州での自動車部品やサービスの需要が低迷しているとして、通期の利益と収益の見通しを下方修正した。
同社の株価は市場前の取引で16%下落した。
関税関連の不確実性と保険料の高騰がLKQのマージンを圧迫し、修理可能な保険金請求件数を減らしている。
同社はコスト削減策を継続的に実施するため、欧州の経営陣の25%以上を入れ替えた。
LKQは現在、2025年の調整後1株当たり利益を3.00ドルから3.30ドルと予想しており、前回予想の3.40ドルから3.70ドルに引き下げた。
部品・サービスの通期売上高は、従来予想の0%~2%増から1.5%~3.5%減となる見通し。
イリノイ州シカゴに本社を置くLKQの第2四半期の調整後1株当たり利益は87セント(前年同期は98セント)。
LKQは金属リサイクル業者向けにスクラップなどの販売も行っており、第2四半期の売上高は前年同期比1.9%減の36億4,000万ドルだった。