[ 7月24日 ] - トラクター・サプライTSCO.Oは11日、第2四半期の売上高がウォール街の予想を上回ったことを発表した。
同社は、家畜飼料や手頃な農機具などの通年商品の需要に賭けて、年間売上高と利益目標も維持したため、市場前の取引で株価は約5%上昇した。
ペットフード、家畜飼料、動物用健康用品などの商品は、トラクター・サプライの顧客基盤の大部分を占める農村部では必要不可欠なものと考えられている。
トラクター・サプライの6月28日締め第2四半期の既存店売上高は1.5%増となり、予想の0.54%増を上回った。
LSEGがまとめたデータによると、この結果、同社の第2四半期売上高は44億4000万ドル(4.5%増)となり、アナリスト 予想平均の 44億ドルを上回った 。
ペットフードや芝刈り機からトラクター部品まで幅広い製品を販売するトラクター・サプライは、当四半期中に24店舗を新規オープンした。
トラクター・サプライは現在2,300以上の店舗を運営しているが、景気の先行き不透明感から高価な裁量消費財への需要が低迷する中、より多くの消費者層にリーチするために出店を加速させている。
同社はまた、ガーデンセンターをより多くの店舗に増設し、季節商品の買い物客を誘致している。第2四半期の売上は、春の季節商品への旺盛な需要にも支えられたという。
同社は、3ヶ月前に年間利益予想を下方修正したが、木曜日には2025年度の目標を再確認した。
同社は当四半期、1株当たり81セントの利益を計上し、予想を 1セント 上回った。