[ 7月23日 ロイター] - CSXCSX.Oは20日、第2四半期の利益がアナリスト予想を上回ったと発表した。
インターモーダル輸送は、2つ以上の輸送手段を伴うもので、2024年の全体収益の14%を占めたが、同四半期の輸送量は2%増加した。
CSXのジョー・ヒンリクス最高経営責任者(CEO)は2日、不透明な状況が一部の産業市場に影響を与え続けているものの、同社は2つの主要インフラ・プロジェクトの完了に引き続き注力しており、これにより「今後多くの収益性の高い成長機会を実行するための態勢が強化される」と述べた。
フロリダ州ジャクソンビルを拠点とする同社の株価は、取引終了後に2%上昇した。
ウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイBRKa.Nが所有する西海岸の同業他社BNSFレイルウェイとの合併の可能性が高まる中、同社は戦略的選択肢を探るため、財務アドバイザーの選任に向けた協議を行っている((link))と報じられている。
一方、報道によると、より大きなライバルであるユニオン・パシフィックUNP.Nはノーフォーク・サザンNSC.Nの買収の可能性を探っている。
CSXのウェブサイトによれば、3,500両以上の機関車と約51,000両の貨車を保有している。
しかし、合併には鉄道会社を監督する規制機関である表面運輸委員会の承認が必要となる。
LSEGがまとめたデータによると、調整後の1株当たり利益は44セントで、アナリストの平均予想42セントを上回った。
同社の6月30日に終了した四半期の売上高は35億7000万ドルで、予想の35億8000万ドルを下回った。
営業利益率は35.9%で、昨年より320ベーシスポイント低下した。