Joel Jose Harshita Mary Varghese
[ 7月18日 ロイター] - ネットフリックスNFLX.Oの株価は、金曜日に4%以上下落した。これは、ストリーミング配信者のコンテンツに対する強い需要よりも、ドル安によってもたらされた収益予測に、一部の投資家が失望したためである。
NFLXの株価はこの1年で2倍近くに上昇し、第2四半期には韓国のサバイバル・ドラマ『イカゲーム』の最終シーズンなどのコンテンツを視聴者が大量に視聴したため、NFLXへの期待は高まっていた。
しかし幹部は、年間見通しの増加の大部分はドル安によるもので、前回の435億ドルから445億ドルから448億ドルから452億ドルの売上を予測していると述べた。
「ランニング・ポイント・キャピタル・アドバイザーズのマイケル・アシュレー・シュルマン最高投資責任者(CIO)は、「株価がすでに完璧なまでに乱高下している場合、期待に応えるためには、業績の上振れはより強くなる必要があった。
「その代わりに、好材料に乗じて売られ、FXのプラス効果が数四半期先まで続くかどうかを疑問視する向きもあった。
パスワード共有の取り締まり、スポーツコンテンツの増加、広告付きティアによって、ネットフリックスは2024年に数千万人の新規視聴者を獲得した。しかし、同社は今年初めに加入者数の報告を中止し、収益や利益といった指標に重点を移した。
LSEGがまとめたデータによると、5,170億ドルの時価総額でディズニーDIS.N、コムキャストCMCSA.O、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーWBD.Oの合計額を上回るストリーミングの巨人は、7.19ドルの四半期一株当たり利益を計上し、予想の7.08ドルを上回った。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス・ケイガンの主席アナリスト、セス・シェイファーは、「下半期における強力なコンテンツ群と、広告活動の牽引力の高まりが、第3四半期以降の継続的な収益増加を支えるだろう」と語った。
LSEGが集計したデータによると、少なくとも16人のアナリストが決算を受けて目標株価を引き上げ、中央値は1385ドルとなった。