[ 7月18日 ロイター] - ヴィアトリスVTRS.Oは金曜日、同社の実験的眼軟膏が、炎症性眼疾患患者を対象とした後期試験において、眼球内の蓄積物やゴミを除去できなかったと発表した。
同社の株価は市場前の取引で3.3%下落し8.96ドルとなった。
同社は、同社の眼軟膏であるピメクロリムス0.3%が、1日2回の投与を6週間続けた結果、目のゴミを完全に除去するという主目的を達成できなかったと報告した。
ヴィアトリス社は 、眼瞼炎患者477人を対象に、ピメクロリムス0.3%軟膏またはプラセボを1日2回、12週間にわたってまぶたに自己投与する試験を行った 。
眼瞼炎はまぶたの腫れ、炎症、かゆみを引き起こし、まつげの根元にフケのようなものが出ることがある。
この症状に対する一般的な治療法としては、抗生物質の軟膏や点眼薬がある。
ヴィアトリス社は、後期段階プログラムの次のステップを評価中であり、後期段階の追加試験の計画を見直す可能性もあると述べた。