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スペイン・ギャンブル企業Cirsa、冴えない市場デビュー

ロイターJul 9, 2025 4:40 PM

- Blackstone BX.N のギャンブル会社 Cirsa CIRSA.MC の株価は、スペインで今年2番目の新規株式公開を歓迎する中、水曜日の取引開始から横ばいで取引を終えた。

株式は取引開始時に6.7%も上昇したが、すぐに上げ幅を縮小し、その後反落してIPO価格の15ユーロ($17.56) で取引を終えた。

ブックランナーの一人は先週、IPOは大幅なオーバーサブスクライブであったと述べたが、市場の予想に反して、満たされない需要は市場価格を押し上げるには至らなかった。

「当社にとって重要なのは、株式の長期的な行方です」と同社の広報担当者は語った。

Cirsaはスペインでカジノとギャンブル・プラットフォームを運営しており、スペイン最大のカジノオペレーターである。また、イタリアやモロッコ、ラテンアメリカでも事業を展開している。Cirsaは昨年、ポルトガルとプエルトリコに進出した。

バルセロナを拠点とする同社は、スポーツ・ベッティング・チェーンのスポルティウムとマルベーリャのカジノを所有し、オーバーアロットメント・オプションを含む公募規模の上限を5億2100万ユーロに設定していた。このIPOにより、評価額は25億2000万ユーロとなった。 (link)

「この新たなステージによって......収益性の高い持続可能な成長という我々の勝利の戦略をより速いペースで実行することが可能になる」と、シルサのホアキム・アグート執行会長は声明の中で述べた。

今回のIPOは、スペインでは2月に旅行技術企業のHBXグループHBX.MCが7億2,500万ユーロ(当時28億4,000万ユーロ)を調達して以来となる (link)。

欧州、中東、アフリカの発行体による2025年上半期の株式資本市場での売り出しは合計712億ドルで、前年同期比25%減となり、2年ぶりの低水準となった。

(ドル=0.8541ユーロ)

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