[ 7月7日 ロイター] - イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が米国の新政党を立ち上げる計画((link))を発表し、同社の将来に対する彼のコミットメントに対する懸念が高まったことを受け、トレーダーは月曜日、テスラTSLA.O株のショート・ポジションから約14億ドルのペーパー・プロフィットを得ることになりそうだ。
米大統領の減税・歳出法案をめぐるドナルド・トランプ氏との公然の確執に続くマスク氏の政治的動きを受け、同社株は取引開始早々に7.5%下落した。
データ分析会社オルテックスによると、296ドルの時点で、EVメーカーに賭けている投資家は約14億ドルの利益を上げる勢いだという。
空売り筋は6月5日に40億ドル以上の利益を記録していた。この日は、トランプ大統領とマスク氏の不和がソーシャルメディアで全面的な乱闘に発展した後、テスラの市場価値が1日で最も下落した日だった。
テスラの株価は7.5%下落し、291.50ドルとなった。