[ロンドン 7月7日 ロイター] - テスラ株TSLA.F TSLA.Oは月曜日、イーロン・マスク氏が米国の新政党 (link) を結成すると発表したことで、ボスであるイーロン・マスク氏の焦点に対する投資家の懸念から圧力を受け、3%以上下落した。ドナルド・トランプ大統領 (link) との確執が新たにエスカレートした形だ。
テスラ株はフランクフルト市場で3%以上下落し、独立記念日の3連休明けにプレマーケット取引が開始されれば、さらに下落する可能性が指摘されている。
ウェドブッシュのベテラン・テック・アナリスト、ダン・アイブズ氏は、マスク氏はテスラにとって「最大の資産」であり、彼が政治に深入りする決断を下したことで、同社株は圧力を受けることになるだろうと述べた。
「テスラにはマスクがCEOとして必要であり、最大の資産であり、また政治路線に向かうことはない。
「マスクがどこまでやるかによって、この試みの政治的性質が変わることを考えると、テスラの取締役会がどこかの時点で関与することになったとしても、私たちはショックを受けないだろう。
トランプ大統領は日曜日、マスク氏の「アメリカ党」結成計画を「ばかげたことだ (link) 」と呼び、ハイテク億万長者への新たな辛辣な言葉を浴びせるとともに、マスク氏がかつてNASAの指導者に指名した盟友は、マスク氏の宇宙でのビジネス上の利益を考えると、利害の対立が生じるだろうと述べた。