
David Jeans Mike Stone
[ワシントン 11日 ロイター] - 米陸軍が11日、テキサス州エルパソ国際空港付近でエアロバイロンメントAVAV.Oのレーザー式対ドローン(無人機)兵器システム「LOCUST」を使用し、これによって空域が約7時間にわたり閉鎖されたと関係者2人がロイターに明らかにした。
出力20キロワットのLOCUSTは、従来の迎撃ミサイルに比べてはるかに低コストで飛行物体を撃墜できる最先端の対ドローン技術。米国が配備したことが知られている事例はまれだ。
エアロバイロンメントと国防総省はコメント要請に応じていない。
米連邦航空局(FAA)は11日、メキシコ国境に近いエルパソ国際空港の全ての発着便の運航を7時間以上禁止した。政府筋や航空会社の関係者は、米軍が試験中のレーザー式対ドローンシステムが危険を及ぼす可能性があるという懸念から空域が閉鎖されたと述べていた。nL6N3Z70OQ
米政権は特に空港や大規模スポーツイベント会場の周辺におけるドローン対策として、安全かつ費用対効果の高い手段を模索している。今夏開催の国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップや米独立250周年記念行事に向け、対策の緊急性が高まっている。国防総省はメキシコ国境で月1000件以上のドローン目撃を報告している。