
David Jeans Deepa Seetharaman
[11日 ロイター] - 米国防総省はオープンAIやアンソロピックを含む主要AI(人工知能)企業に対し、ユーザーに適用している標準的な制限の多くを解除した状態で、機密ネットワーク上でAIツールを利用可能にするよう働きかけている。
2人の関係筋によると、同省のエミル・マイケル最高技術責任者(CTO)は10日のホワイトハウスでのイベントで、軍が非機密・機密両ドメインでAIモデルを利用可能にすることを目指しているとテック企業の幹部らに伝えた。
同筋は「(同省は)あらゆる機密レベルに最先端AI能力を展開する方向で動いている」と明らかにした。
マイケル氏のコメントは、軍による制限なしのAI利用意向と、テック企業による境界線設定を巡る論争をさらに激化させそうだ。
多くのAI企業が米軍向けにカスタムツールを構築しているが、その大半は軍事行政用に通常使用される非機密ネットワークでのみ利用可能。第三者を経由した機密環境で使用可能なAI企業はアンソロピックのみだが、政府は依然として同社の利用規約に拘束されている。