
Duncan Miriri
[ナイロビ 2日 ロイター] - 米財務省は、気候変動問題などに過度に重点を置いているとして、アフリカ開発銀行(AfDB)の低所得国向け基金への資金拠出を見送った。
AfDBは昨年12月、ロンドンで開いた会議でアフリカ開発基金(ADF)向けに110億ドルを調達したが、同開発銀の5大支援国の一つである米国が拠出を表明したかどうかは不明だった。
米財務省報道官はロイターに対し、トランプ政権は国際金融機関に引き続き説明責任を求め、経済成長、民間雇用創出、貧困削減に注力するよう働きかけていくと説明。
「他の多くの機関と同様にADFは気候変動、ジェンダー、社会問題に過度な重点を置いているため、米国は同基金の第17回資金補充で拠出を表明しなかった」と述べた。
ADFは融資の一部を気候変動対策に充てている。2022年以降、37の低所得国が食料安全保障とクリーンエネルギー生産を確保しながら気候変動の影響に対処できるよう支援を目指している。