
Rene Wagner Christoph Steitz
[ベルリン/フランクフルト 27日 ロイター] - ドイツ企業の対中投資は2025年、4年ぶりの高水準に達した。ロイターの依頼でドイツ経済研究所(IW)がまとめたデータで分かった。米国との貿易摩擦を背景に、産業界や政府が他国とのビジネス関係強化を迫られていることが浮き彫りになった。
昨年1─11月の中国への投資額は70億ユーロ(約80億ドル)を超え、24年と23年の45億ユーロから55.5%増加した。
ドイツ政府は、貿易と安全保障を巡る対中姿勢を厳格にする一方、最大の貿易相手国である中国との基本的な関係を損なうことは避けようとしている。
IWの国際経済政策責任者、ユルゲン・マテス氏はロイターに「ドイツ企業は中国での活動を拡大し続けており、そのペースは加速している」と述べ、現地のサプライチェーン強化の傾向を指摘した。
ロイターは先週、トランプ米大統領2期目の初年度に、独企業が貿易政策を巡る不確実性を背景に対米投資をほぼ半減させたと報じた。nL6N3YK0ZT