
Kane Wu
[香港/ドバイ/ミラノ 20日 ロイター] - 香港の複合企業大手、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス)0001.HKは、今後分離するグローバル通信事業を早ければ2026年第3・四半期にもロンドン、香港両証券取引所に上場させることを検討していることが分かった。事情を直接知る2人の情報筋が明らかにした。
情報筋によると、CKハチソンは評価額が200億ドル規模に上る欧州・香港・東南アジアの通信事業の株式について、ロンドンでのプライマリー上場、香港でのセカンダリー上場を検討している。情報筋の1人は、ロンドン株式市場のFTSE100種指数への早期採用が期待されると語った。
2人の情報筋によると、米ゴールドマン・サックス、シティグループ、ドイツ銀行がCKハチソンのグローバル通信事業を分離・上場する計画に携わっている。ただし、計画は流動的であり、上場時期は変更される可能性もあるとした。
ロイターは、CKハチソンが傘下の英通信大手スリーUKと同業大手ボーダフォンの190億ドル規模の経営統合について規制当局の承認を得た後、グローバルの通信事業の分離に向けた準備を25年に始めたと報じていた。
一方、CKハチソンは傘下のイタリア通信企業ウインド・トレと、フランスの同業大手イリアドのイタリア事業を合併させることを検討しており、2人の情報筋はこの動向次第ではグローバル通信事業の分離・上場計画が一時停止する可能性があると指摘した。
2人はCKハチソンの社内ではどのような経営判断を下すのかで複数の意見が出ており、数週間以内に決定する可能性があると説明した。
CKハチソンはコメントを差し控えた。