
Svea Herbst-Bayliss
[ニューヨーク 1月16日 ロイター] - 世界的な海運会社であるダイアナ・シッピングDSX.Nは金曜日、ライバルのジェンコ・シッピング&トレーディングGNK.Nの6人の現取締役を交代させるために委任状争奪戦を開始する予定であると発表した。これは、同社取締役会がダイアナの買収提案を拒否した数日後の決定だ。
ダイアナ・シッピングは、ジェンコの15%近くを所有し、現金で1株あたり20.60ドルで全発行済み株式を買収することを提案しているが、同社は、ロイターが以前報じた内容を確認する形で、海運・海事業界の経験を持つ重役を数日中に指名すると発表した。
ジェンコは、取締役会の指名・コーポレート・ガバナンス委員会が「会社の標準的なプロセスとガイドラインに従って、提案された候補者を検討する」と述べ、株主の最善の利益のために行動すると付け加えた。
ダイアナは、ジェンコの株主に対し、ダイアナによるジェンコ買収提案の見直しを含む代替案の検討にも前向きな新人を取締役に選出する機会を与えたいと述べた。
今週初め、ジェンコはダイアナが11月24日に提示した、21日のジェンコの終値に15%のプレミアムをつけた提案を拒否した。
ダイアナは、ジェンコの取締役会が提案に応じるまでに6週間を要したことに失望を表明し、両社がプラットフォームを統合すれば、ばら積み船セクターにおける統合を推進し、株主の利益につながると考えている。
ジェンコは、外部アドバイザリーの協力を得てダイアナの提案を「徹底的に」検討し、ジェンコを著しく過小評価していると判断したと述べた。しかし、デューデリジェンスの過程で、ジェンコが代わりにダイアナを買収した方が両社の株主にとってメリットがあることに気づき、この提案をするために連絡を取った。
ジェンコの株価は、過去12カ月で38%上昇したが、金曜日には1.16%下落した。