
America Hernandez Sergio Goncalves Wendell Roelf
[リスボン/パリス 11月19日 ] - 石油メジャーのトタル・エナジーズTTEF.PAとシェブロンCVX.Nが、ナミビアにあるガルプGALP.LSのモパネ鉱区の40%の運営権益のオークションで最有力候補になっていると、4人の情報筋がロイターに語った。
モパネの推定資源量は少なくとも100億バレル (link) で、ガルプは年末までに落札者を発表するとしている (link)。
ナミビアの国営石油会社NAMCORのデータによると、2022年に始まった 一連の 注目すべき発見 ( (link) )により、アフリカ南部の同国が2035年までに石油生産量トップ15に入る資源を有していることが示されたため 、炭化水素の生産がないナミビアに国際石油会社が集まっている。
トタルエナジーズとシェブロンは、商業的な問題についてのコメントを拒否した。
「ナミビアに関する交渉は、モパネと強く連携している優先入札企業のショートリストで進んでいる」と、ガルプの広報担当者は述べ、関係企業の名前は伏せた。
トタルとシェブロンは、モパネに隣接するナミビアのオレンジ盆地に油田権益を保有しているが、シェブロンの最初の掘削では 、 (link) 商業炭化水素を得ることができなかった、と米大手は1月に発表した。
トタルは、ナミビアの自社発見鉱区であるビーナス(Venus)について、 来年にも 最終的な投資決定を下すことを目指していると述べている 。 (link) 、同鉱区のガス含有量が高いため、開発は 困難であり、コストも高くなっている。 (link) 。