
Laurie Chen Antoni Slodkowski
[北京 10日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)のパテル長官が先週、中国を訪問し麻薬性鎮痛剤「フェンタニル」や法執行問題について協議したことが関係者の話で分かった。
10月30日に習近平中国国家主席と会談したトランプ米大統領は、フェンタニルの米国流入阻止に中国側が取り組むと説明していた。またこの首脳会談で、米国は中国に対するフェンタニル関連の関税を20%から10%に下げることで合意した。
関係筋によると、パテル氏は7日に北京入りし、8日に中国政府高官と会談した。
中国の公安省と外務省、在北京米国大使館は、ロイターのコメント要請には応じていない。