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エクスクルーシブ-米国、ロスネフチ・ドイツをロシア制裁から除外と独経済相

ロイターOct 28, 2025 10:41 AM
  • ベルリン、ロスネフチ制裁の影響について米国の明確化を求める
  • ロスネフチのドイツ資産、ドイツ国の管財人に
  • ドイツの燃料供給に不可欠なPCKシュヴェット製油所

Holger Hansen

- ドイツの経済相は 24日、ロイターに対し、米国政府は、ロシアのロスネフチのドイツ事業は、もはやロシアの支配下にないため、新たなエネルギー制裁の対象から除外されるとの書面による保証を提供したと述べた。

カタリーナ・ライヒ経済相によると、米国は昨夜、ロスネフチのドイツにおける事業がロシアの親会社から完全に切り離されたことを認める「慰めの書簡」を発行 したという。

ドイツは、ドナルド・トランプ大統領の政権が、西側の銀行や顧客がロシアの上場企業と関わることを禁じる制裁を導入した後、ワシントンに明確化を求めていた。

ベルリンは、2022年以降ドイツ国の信託統治下にある製油所は、国の燃料供給に不可欠である一方で、親会社グループから「切り離されている」と主張していた。

資産の中には、ドイツ最大級のシュヴェットのPCK製油所があり、国内の燃料処理能力の12%以上を占めている。

ロスネフチが54.17%を所有するPCKシュヴェットは、極右政党「ドイツのための選択肢」((AfD))への支持が高まっているブランデンブルク州の主要雇用主でもある。

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