Luciana Magalhaes Leticia Fucuchima
[サンパウロ 10月3日 ロイター] - ブラジルの億万長者バティスタ兄弟が所有する持ち株会社J&F Investimentos SAが、フランスの電力会社EDFのリオデジャネイロ火力発電所の買収交渉を進めていることが、この件に詳しい2人の関係者の話でわかった。
() 情報筋の一人によると、この買収は最大で20億レアル(約3740億円)に上る可能性があり、他の入札業者も関心を寄せているという。情報筋の一人は、バンク・オブ・アメリカが調整する資産売却はまだ初期段階にあり、J&Fはまだ拘束力のあるオファーを出していないと指摘した。
J&Fとバンク・オブ・アメリカはコメントを拒否した。EDFはコメントの要請に即座に応じなかった。
食肉業者JBSJBS.NJBSS3.SAも所有するJ&Fは、子会社アンバー・エネルギアを通じてエネルギー分野にも手を広げている。
持株会社は今週、オリベイラ・エネルギア・グループが所有するブラジル北部の配電会社ロライマ・エネルギアの買収を別途提案した。