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メルセデス第2四半期、乗用車利益率の関税影響3%未満に=証券会社

ロイターJul 1, 2025 12:24 AM

- ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツMBGn.DEは、主力の乗用車部門の第2・四半期の利益率について、関税に絡むマイナス影響は3%未満になるとの見通しを示した。決算発表を前に開かれた投資家との定例電話会議を受け、バーンスタインがメモで言及した。

バーンスタインは「米国と中国の緊張が幾らか緩和したことや、関税が幾分軽減されたこと、関税引き上げが4月のみだったというタイミング」が背景だとした。

メルセデスは7月30日に第2・四半期決算を発表する。

同社は今年4月、トランプ米政権の自動車関税の影響が不透明な中、2025年の業績見通しを撤回。 財務責任者は、4月に導入された自動車関税が年間を通じて継続された場合、乗用車の利益率は3%、バンの利益率は1%押し下げられると述べていた。

バーンスタインはメモで、メルセデスの欧州乗用車販売は「好調」とされ、米国でも小売レベルで堅調な勢いが続いていると指摘した。

メルセデスはコメントを控えた。

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