米金融・債券市場=利回り低下、米イラン合意観測で原油急落
Chuck Mikolajczak
[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米金融・債券市場では、国債利回りが低下した。米国とイランは戦闘終結に向けた1ページの覚書で合意に近づいているとの報道を受け、原油価格が急落した。
イランは米国の新たな提案を検討中だと明らかにしたほか、イラン国営ISNA通信によるとイラン外務省報道官は、同国はパキスタンを通じて近く回答を伝えると述べた。これを受け、原油先物は大幅に下落した。
セージ・アドバイザリーの共同最高投資責任者、トーマス・ウラノ氏は「中東情勢の解決に向けた動きが見えてきたことで、市場全体が沸き立っている」と指摘。最初の空爆の波は収束し、現在は停戦局面にあるとした上で、「事態を沈静化させることが双方にとっても世界にとっても最善の利益だ」と述べた。
ウラノ氏はまた、人工知能(AI)関連支出にけん引された力強い決算発表が経済成長の下支えとなり、連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が後退したことで、利回りの低下幅を抑えるのに寄与したと指摘した。
米ADPリサーチ・インスティテュートが発表した4月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比10万9000人増加し、2025年1月以来15カ月ぶりの大幅な伸びとなった。雇用関連指標では、7日に新規失業保険申請件数、8日に雇用統計が発表される。
指標となる米10年債利回りUS10YT=TWEBは6.2ベーシスポイント(bp)低下の4.354%。一時は4.334%と、4月27日以来の低水準を付けた。
30年債利回りUS30YT=TWEBは4bp低下の4.942%。30年債利回りは前日の5日に5.036%と、7月17日以来の高水準を付けていた。
2年債利回りUS2YT=TWEBは6.8bp低下の3.87%と、1日としては4月17日以来の低下幅となる見通しとなった。
2年債と10年債の利回り格差US2US10=TWEBは48bpとなった。
物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.598%、10年物が2.431%だった。
| 米東部時間 | 価格 | 利回り | コード |
30年債(指標銘柄) | 17時05分 | 97*01.50 | 4.9399% | US30YT=RR |
| 前営業日終値 | 96*13.00 | 4.9820% |
|
10年債(指標銘柄) | 17時05分 | 98*06.50 | 4.3519% | US10YT=RR |
| 前営業日終値 | 97*22.50 | 4.4160% |
|
5年債(指標銘柄) | 17時05分 | 99*14.00 | 4.0005% | US5YT=RR |
| 前営業日終値 | 99*04.00 | 4.0710% |
|
2年債(指標銘柄) | 17時05分 | 99*24.75 | 3.8696% | US2YT=RR |
| 前営業日終値 | 99*20.63 | 3.9380% |
|
| 清算値 | 前日終値 | コード |
Tボンド先物6月限 | 113*20.00 | 112*23.00 | USc1 |
Tノート先物6月限 | 110*25.50 | 110*11.00 | TYc1 |













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