
[22日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーは、イングランド銀行(英中央銀行)による次回の利下げ時期の予想を従来の2月から3月に先送りした。
12月の英インフレ率が予想を上回る伸びとなったことを受け、2月に見込んでいた0.25%の利下げ予想を撤回した。
同社が21日付の顧客向けリポートで明らかにしたところによると、3月に0.25%の利下げを実施した後、7月と11月にもそれぞれ0.25%ずつ引き下げるとの見通しを示した。従来は4月と6月の利下げを予想していた。
21日発表された12月の消費者物価指数(CPI)上昇率は7月以来初めて加速し、3.4%に達した。ロイターがまとめた市場予測(3.3%)を上回った。
これを受け、UBSグローバル・リサーチも、利下げ開始時期の予想を2月から3月に修正している。
ただ、インフレのペースは今後数カ月で急激に鈍化すると予想されている。前年の光熱費や公共料金の引き上げが比較対象から外れることが理由。
次回の金融政策委員会(MPC)は2月5日に予定されており、中銀は政策金利を3.75%で据え置くと広く予想されている。
LSEGのデータによると、市場は2026年末までに約42.33ベーシスポイント(bp)の利下げを織り込んでいる。