
[31日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が30日の理事会で主要政策金利を据え置いたことを受け、バークレイズとBofAグローバル・リサーチは12月の利下げ予想を取り下げた。
両社はこれまで12月の理事会で25ベーシスポイント(bp)の利下げを見込んでいた。
バークレイズの最新予想では、ECBが2026年末まで金利を据え置くとしている。一方BofAは26年3月に25bpの利下げが行われるとの見方を示した。
バークレイズは30日付のメモで「ECBは現在の金融政策スタンスが継続されるかどうか、またどの程度の期間継続されるかについて、強い確信を示していない」と指摘した。
ゴールドマン・サックスとUBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、当面は金利据え置きが続くとの見通しを改めて示した。