
[ 10月22日 ロイター] - パッケージング・コープ・オブ・アメリカPKG.Nは2日、景気の不透明感による需要の低迷とコスト増が響き、第3四半期の利益がウォール街の予想を下回り、同社株は時間外取引で7%以上下落した。
イリノイ州レイクフォレストに本社を置く同社は、紙や包装製品を提供しているが、関税による貿易不安の結果、運賃の上昇や需要の鈍化に悩まされている。
「エネルギーコストと繊維コストは季節的に上昇し、運賃やその他の営業コストは全体として比較的横ばいになると予想している。製紙部門では、季節的に好調だった第3四半期よりも生産量と販売量が減少し、価格も横ばいになると予想しています」とマーク・カウルザンCEOは述べた。
LSEGが集計したデータによると、同社の第3四半期の調整後利益は1株当たり2.73ドルで、予想値2.81ドルと比較した。
パッケージング社の売上高は23.1億ドルに増加し、アナリストの平均予想23.0億ドルを上回った。