
[ 12月17日 ロイター] - ハット・エイトHUT.Oは、ルイジアナ州のデータセンターをリースする約70億ドルの契約を結んだと 水曜日に発表した。
同社の 株価はプレマーケット取引で21%上昇し、今年に入ってからの約80%の上昇に拍車をかけた。
同社はリバーベンド・キャンパスに245メガワットのデータセンターを開発するため、15年間のリース契約を結ぶ。第1段階の建設は2027年初頭までに完了する予定だ。
暗号マイニングからAIホスティングへの移行は 、Hut 8、CoreWeave、Applied Digitalのように、 高圧電力、冷却システム、特殊な不動産へのアクセスを再利用する企業にとって重要なトレンドとなっている。AI開発者がエヌビディアNVDA.Oのグラフィック・プロセッシング・ユニットやその他の不可欠なハードウェアを導入しようと競争する中、これらの資産は ますます不足している。
かつては純粋なビットコインの採掘業者であったHut 8は、昨年エネルギー・インフラ・プラットフォームとしての位置づけを変えている。
新しい 契約は、AIモデル 開発者のAnthropicとインフラプロバイダーのFluidstackとのパートナーシップを含む。アルファベット傘下のGOOGL.Oグーグルは、15年間の契約期間中、資金的なバックアップを提供する。これは、電力集約型のAI技術向けに容量を確保することが急務となっている大手クラウドプロバイダーの動きを浮き彫りにするものだ。
この契約はまた 、ハット・エイトとAnthropicのより広範な協力関係の一部でもあり、最終的には2.3ギガワットの容量にまで拡大する可能性がある。先月、Anthropicは Fluidstackと並んでデータセンターを 建設するため、500億ドルの投資 (link) 。
Hut 8は先月、8.65ギガワットの電力パイプラインを持ち、初期段階のサイトディリジェンスから1.53ギガワットの後期段階のプロジェクトまで、積極的に開発中であると発表した。