
[ 12月5日 ロイター] - クラウドフレアNET.Nは、金曜日の小規模障害により暗号取引所コインベースCOIN.OとAnthropicの人工知能チャットボットClaude AIへのアクセスが妨げられた後、影響を受けたソフトウェアサービスを復旧させた。
この障害は 、 (link)、XやチャットGPTを含む主要なインターネット・プラットフォームへの数千人のアクセスを妨げる広範囲に及ぶ障害から1カ月も経たないうちに発生した ため、ウェブ・インフラストラクチャ企業の株価は 市場前の取引で4.5%も下落した。
Cloudflareは、 金曜日の0847GMTから0913GMTの間に発生した 障害は攻撃ではなく、 同社のファイアウォールがリクエストを処理する方法を変更したために発生したと発表した。
"この変更は、今週React Server Componentsで公表された業界全体の脆弱性を緩和するために、我々のチームによって導入された。"
コインベースとクロードAIの両社は 、障害が解決した ことを確認した 。
Reactはユーザーインターフェイスを構築する ために使用されるツールで、水曜日にそのアプリケーションの脆弱性を公表しており、認証されていない悪意のあるコードがシステム上で実行される可能性があった。
Cloudflareの問題に関する報告は、ピーク時の約2000件から、午前6時10分(米国東部時間)までに約120件に減少した((1110 GMT))。Downdetectorは、多くのソースからのステータスレポートを照合することによって障害を追跡しており、影響を受けたユーザーの実際の数は異なる可能性がある。
障害 発生 件数の増加は、広範囲に及ぶセキュリティやウェブ・ソリューションを 数社のベンダーに依存している組織や 、単一障害点から問題が発生した場合の緊急時対応策があるかどうかについての 懸念を高めている。
10月には、アマゾンのクラウド・サービス (link) で障害が発生し、スナップチャット SNAP.N やレディット RDDT.N を含む何千もの人気ウェブサイトやアプリがアクセス不能になった。
昨年は、サイバーセキュリティ企業のクラウドストライクCRWD.OとマイクロソフトMSFT.Oの問題に関連した世界的な技術障害が様々なセクターを襲った。