TradingKey - S&P500とナスダック指数がいずれも新高値を更新し、ビットコイン価格の反発を後押し。 9月11日(木)、ビットコイン(BTC)は価格をさらに押し上げ、11.4万ドルに迫り、8月24日以来の高値を記録した。前日の米株市場は強気のムードが広がり、S&P500とナスダック指数がいずれも新高値を更新したことが、ビットコインの価格反発を支えた。
【ビットコイン価格チャート、出典:TradingView】
過去半月、ビットコイン価格は11.2万ドルを下回る水準で足踏みしており、短期的に突破する場面もあったが定着せずにいた。今回、ビットコインはこのレジスタンスを突破し、買い手が優勢となり、上昇トレンドが継続すると見込まれている。
現状では、Strategy(MSTR)やMetaphanetなどの大手ビットコイン保有企業は買い増しのペースを緩めているが、POP Culture Group(CPOP)、H100 Group、Robin Energy(RBNE)、The Smarter Web Company、Convano(6574.T)など小規模企業が購入を引き継いでおり、ビットコインの反発幅は緩やかで、一気に過去最高値まで上昇する可能性は低いことを示唆している。