TradingKey - WLFIはトークン焼却計画を打ち出したものの、依然として価格反転には至っていない。
9月2日(火)、トランプ一族が手掛ける「World Liberty Financial(WLFI)」は軟調な推移となり、午前には一時0.21ドル近辺まで下落した。前夜、WLFIは複数の大手取引所にて0.2ドルで取引を開始し、その後急騰。最高値は0.5ドル(取引所によっては1.1ドルに達したケースもあった)。
【WLFI価格チャート(15分足)、出所:TradingView】
WLFIは複数の主要取引所に同時上場し、大きな話題を集めたものの、上場直後から大量売却に直面。取引開始から30分以内に、上位10保有者のうち4名が計18億6,000万枚のWLFIを売却した。
市場心理の安定を図るため、WLFIチームは本日、新たな提案を公表。プロトコル自有流動性(POL)が生むすべての手数料を用いてWLFIを買い戻し、恒久的に焼却することで流通供給を直接減らす方針を示した。しかし、この発表後もWLFI価格に明確な反発は見られず、市場参加者の反応は冷淡であることが浮き彫りとなった。