[11日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインBTC=は11日、一時4%上昇し、11万80000ドルを上抜け、連日最高値を更新した。年初来の上昇率は26%となっている。
ビットコインに対する強気な見方が強まる中、イーサETH=も6.5%高。そのほか、XPRは12%高、ソラナは2%高で推移した。
コインマーケットキャップのデータによると、仮想通貨市場の時価総額は約3兆7000億ドルに達した。
仮想通貨の急騰に追随し、暗号資産関連銘柄も軒並み上昇。ビットコイン大口投資で知られるマイクロストラテジーMSTR.Oは一時3.8%高、暗号資産マイニングのライオット・プラットフォームズRIOT.O、ハット8HUT.O、マラ・ホールディングスMARA.Oは1.5─3%高。
米下院は14日の週を「クリプトウィーク(仮想通貨週間)」と位置付け、仮想通貨に関する3つの主要法案を審議する。これら法案は、暗号資産業界が長らく求めてきた米国での規制の枠組みを提供する公算が大きい。
規制を巡る不透明性が解消されば、資本が再び参入するほか、より多くの企業がビットコインを採用する可能性があるとみられている。*